集中力散漫なタイプの発達障害の子におすすめの勉強方法

一口に「発達障害」と言っても様々なタイプがありますが、中でも集中力が散漫で、自分で物事の管理ができないタイプの子は、自主学習のような勉強方法では難しくて思うように進まないことがあります。

せっかく勉強部屋や机を与えたのに、こっそりゲームをしていたり、ぼーっとしていたり…ということも多いのではないでしょうか?

それを保護者の方が見つけて、怒られるという習慣になってしまうと、発達障害の子は余計に勉強する意欲をなくしてしまいます。

このようなタイプの子には、なるべくぴったりとくっついて指導してあげる勉強方法がおすすめです。

 

例えば学校の予習復習であれば教科書、家庭学習であれば「進研ゼミ」など、教材は何でも良いのですが、教えてあげる方とお子さんで相談して使いやすいものを選ぶのが良いかもしれません。

側にお父さんやお母さんがいて見守ってくれている安心感があると、このようなタイプの子は安心して勉強に取り組むことができます。

しかし横についてずっと見張っていて、失敗したら叱るというようなスタイルにはならないように。

鉛筆を持つだけ、一文字書くだけなど、できる限りスモールステップでほめてあげたり、「やっているね」と認めてあげることが大切です。発達障害の子は先を見通す力が低いことが多く、時間の感覚も鈍いので、「〇時までに勉強が終わればゲームができる」というような少し先の目標では頑張れないこともあります。

「勉強する」→「ほめてもらえる」というように、直後に嬉しいことがあるとやる気が出てくるはずです。

 

保護者の方が忙しくてついていてあげられない場合は、家庭教師や個別指導などの、その子一人を丁寧に見てくれる勉強方法がおすすめ。

発達障害の子は、集団塾などでは授業についていけなくなると意欲がなくなってしまったり、わからないことがあっても相談できなくて戸惑ってしまうこともあります。

先生との相性をよく見極め、その子に合った勉強方法で指導してくれる塾や家庭教師を見つけてください。

そして先生にもその子の特性をなるべく伝え、こまめにほめてあげるなどのコミュニケーションを取ってもらえるようお願いすることが大事です。

 

発達障害の子は周りの子と比べて、できることが少なかったり困難だったりすることが多く、お父さんやお母さんも焦ってしまうことが多いです。

しかし、「まだ発達していないだけ」で、適切な対応をしてあげていれば必ず伸びてきます。

周囲と比較することなく、その子の個性を大切にし、ゆっくりと育ててあげることが、結果的に良い結果をもたらすと思われます。